迷惑サービス防止会

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久々の対策会レポートです。今回はソニーのマスコミに対するマネーパワーが落ちているかもしれないという話です。

まず、有名な話なのですがソニーという会社はステルスマーケティングを行なっており、トヨタをも超える莫大な広告費でマスコミを掌握していると言われていますが、上で述べた通り、最近、少しづつその力が落ちているようなのです。

一つは4gamer.netでの話です。要するにソニーは黒字を装っており（法律自体には違反していないのですが）実際は赤字である事を指摘した記事です。

日本基準の会計だと，社屋や工場の売却は営業外収支となるのだが，ソニーが採用する米国基準では営業収支となるため，これが営業利益を大きく押し上げている。
（中略）
いずれも日本基準の方式では無理な手法であり，日本式会計で計算するとおそらく1200億円程度の営業赤字になっていただろう。
http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20130518005/

この辺りの話はソニーが広告費の力で押し付けていたのか、多くのマスコミが指摘していなかったのですが、4gamer.netは触れました。

その後、しばらくたって、日本証券新聞というところがこのような記事を書きました。証券の世界では五期ぶりに黒字になった会社をゴキブリと呼ぶらしいのですが、

ちなみに、「2ちゃんねる」などのネット掲示板でソニー(6758)は「ゴキブリ」という蔑称(べっしょう)で呼ばれている。
プレステの信者を侮蔑(ぶべつ)する表現なのだそうだが、そのソニーの決算も5期ぶりの最終黒字だった。
http://kabu.nsjournal.jp/kobetsu/5671.html

4gamer、日本証券新聞、両方とも記者が一体何を考えていたのかは分かりませんが、ソニーのマスコミに対するマネーパワーが落ちている証拠かもしれません。

そして、最近大々的にニュースになったので、ご存じの方も多いかもしれませんが、ソニーの大株主であるサードポイントという会社によってソニーが解体されるのではないかという話が出てきています。上記のようなことが起きたのは、この解体の話と関係があるかもしれません。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130622-00014415-toyo-bus_all

これで、実際にソニーが解体されるのか、あるいは倒産するのかどうかは分かりませんが・・・・ただ、ソニーの経営状態はこれまで持ったのが不思議なぐらい酷い状況なので、来年にはソニーが消えている可能性もなくはありません。（案外生き残っているかもしれませんが）

もしソニーが解体や倒産で消えた場合、ステマ業者は大打撃を受けるのは間違いないでしょう。一応ステマ業者にはソニー並に大規模なステルスマーケティングを行なっていると言われる、角川書店という大口顧客がありますし、他の会社に営業周りをして関係を持つという事もできますが、ゲーム回りは大分落ち着くと考えられます。

しかし・・・、何故角川はほぼオタク市場を掌握するなど、かなり上手いっているのにソニーは何でここまで不甲斐ないんですかね？明らかにステマが逆効果になっているし・・・・。両者は同じステマを行なっている中で、対称的な会社だと言えます。

関連記事
【ステルスマーケティング　Vol.4】　ソニーのステルスマーケティングの実態
【ステルスマーケティング　Vol.6】はちま起稿を運営していた会社、株式会社KND
【迷惑サービス防止情報 Vol.8】 googleの検索で検索結果から嫌いなサイトを除外する方法

[1回]

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コピペブログの元締めであるライブドアの規模が縮小するようです。

まず、livedoorしたらば掲示板とlivedoor wikiを株式会社シーサー（Seesaaブログなどを運営する会社）に売却するようです。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1304/22/news110.html

したらば掲示板は西村博之こと、ひろゆきが作った掲示板でライブドアに売却されました。２ちゃんねるが使えなくなった際によく使用されました。livedoor wikiについてはよく知りません。おそらくpuki wikiと＠wikiに押されて、あまり使用されなかったのでしょう。

次に、ライブドアメールなどのサービスが停止されます。停止されるサービスは以下の表を御覧ください。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1303/26/news050.html

1.livedoorメール
2.livedoor PICS
3.ロケタッチオーナーズ
4.ロケタッチ新聞
5.ANKER
6.Quill
7.ソーシャレット
8.スパムちゃんぷるー
9.デコミィ

一体何故、サービスを停止したり、売却したりするのは知りません。ただ、私がこのまえ財務を調べた結果を考えると、おそらくライブドアの業務を改善できなかったのでしょう。のれん代から考えて、ライブドアのブランド価値は急激に低下して行ったと考えられます。借金も多かったです。

おそらく、NHN Japan（株式会社LINE）の完全子会社になった後も、業務を改善する事が出来なかったのでしょう。その結果が今回のサービス停止と売却だと思われます。

なお、ニュース速報（嫌儲）民の調査によれば、ライブドアブログはライブドアのアクセスの87％を占めているようです。とすると、ライブドアブログが停止するか売却される時はいよいよライブドアの終わりだと思われますが、どうなる事やら。

私が調べたライブドアの財務の記事

1.【報告会レポート　Vol.4】コピペブログの元締め、ライブドアの財務
2.【報告会レポート　Vol.5】コピペブログの元締め、ライブドアの財務 その2
3.【報告会レポート　Vol.6】コピペブログの元締め、ライブドアの財務 その3

[1回]

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忙しい日々が続き、中々ブログを更新しづらくなっています。御了承ください。

さて、ライブドアの財務分析の三回目であり、ひとまずの最終回です。ライブドア（株式会社データホテル）の財務を分析が大体終わりました。私は簿記の資格を持っていない人間であり、何か間違いを起こしている可能性がありますので、その辺りを踏まえながら読んでください。

気になる点がいろいろとあったのでグラフにしました。金額の大小の問題で2つに分けてあります。以下のPDFのリンクから、ご参照ください。

http://under.hagewasi.com/livedoor_graph.pdf

このグラフを元にして、気になる点をピックアップしていきます。

1.資本金と資本準備金の推移
2.ソフトウェア金額の推移
3.のれん代の急激な減少
4.負債の推移
5.純利益の謎

そのうち、1と2は前々回、3と4は前回で触れていますが、新たな点が見つかったこともあるので、改めて書きます。

まず1についてです。2009から2010年で資本金と資本準備金が急激に下がっています。これは前々回でも触れた通り、ライブドアが2010年に資本金と資本準備金を減額させたのが原因です。この事についてのお知らせもライブドアは作っています。ですが、一体何故下げたのかは分かっていません。
http://www.datahotel.co.jp/company/pdf/20091225_01.pdf

2はソフトウェアの金額の推移です。2のグラフを見れば分かるのですが、上がったり下がったりしています。前々回で「2010年のソフトウェア資産の総額が、2009年の時より2倍近くになっています。(2010年:4718万9千円,2009年:2628万5千円)」と述べたのですが、どうやらライブドアは年ごとにソフトウェア資産の総額が変わるようです。ソフトウェア資産というのは平たく言えば、ソフトウェアの制作費ですので、年ごとにソフトウェア製作のお金が変動するという事になります。

3はのれん代についてです。のれん代は営業権とも呼ばれ、平たく言えば企業のブランド価値を財務上で表したものなのですが、2007から急激に下がっていっています。これは収益悪化等でブランド価値が一気に下がったということを意味します。2011年には下がるのが大体止まったようですが、2007年時野20分の1に下がっており、見る影もありません。こんな状況ではNHN Japan(株式会社LINE)はライブドアを完全小会社化したのか、全くの謎です。そもそも、コピペブログによって企業価値が上がってもおかしくないと思うのですが・・・・。

4は負債の推移です。2009年までは流動負債のみだったのですが、2010年から固定負債が出てきています。固定負債というのは今すぐ返す必要のない借金の事です。つまり、何らかの形で資金調達に成功した、という事です。この固定負債はどこから借りたのか、一応調べてみたのですが分かりませんでした。そもそもライブドアは普通の企業のHPには必ず載っているの取引先企業及び銀行について書かれていないのです。これでは調べようがありません。

最後に5についてです。今回の調査で最大の謎がここです。

グラフの純利益の部分を見てください。2010年時に急激に下がり、赤字になっているのがわかると思います。

これはライブドアの財務資料に載っていた情報を参考にしたものではありません。貸借対照表から計算したものです。調べたい年の純資産から前年度の純資産を引くと、純利益になります。この計算でいけば、2010年度は約14億4427万5千円の赤字になるはずなのですが・・・・何故か2010年度の貸借対照表には15億8572万5千円の黒字と明記されています。2011年度の計算では2011年度の純資産と2010年度の差額が貸借対照表の純損失がピッタリ一致するのですが・・・・謎です。

あの手この手で調べてみたのですが、結局謎は解決出来ませんでした。ただ、純資本の合計を一桁間違えるという、普通は有り得ないようなケアレスミスをしていました。もしかしたら、この純利益もミスかもしれません。詳しい人がいらっしゃいましたら、コメントのブログ欄やTwitterでご連絡お願い致します。

ちなみに今回の調査において、妙な点が2009年と2010年に集中していました。2009年はブロガーアライアンスを始めに、コピペブログによるステルスマーケティングで大々的な動きがあった時期です。2009年はステルスマーケティングにおいて、重大な動きが数多くあった年であり、ライブドアの財務とも関係があるのかもしれません。

参考文献

http://www.mezase-bokizeirishi.jp/kouza/boki3.html
http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/03/_1_580.html
http://bokikaikei.net/2011/06/post_758.html

ライブドアの貸借対照表のリンク

第一期
第二期
第三期
第四期
第五期

[1回]

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前回の続きです。前回同様、私は簿記の資格を持っていない人間ですので、何か間違いを起こしている可能性がありますので、その辺りを踏まえながら読んでください。

さて、ライブドアの貸借対照表を見ていくと、さらに妙な点がありました。最も、上で書いているように私は簿記の資格を持っていませんので、そもそも妙な点じゃないのかもしれませんが・・・。

一つは2009年から、2010年でののれん代（営業権）の急激な減少です。のれん代とは分かりやすくというと「企業を買収するのにかかった額と実際の企業に対する価値の差額」です。「企業のブランド価値を財務で表した物」だと思ってください。この、のれん代が2008年から2012年にかけて減少しているのですが、その減少具合が2008年から2010年から急激に減少しています。（2007年;8807万3千円、2008年:5871万5千円、2009年:2935万7千円、2010年:476万3千円、2011年:446万5千円）その中の2010年は前回でも書きましたが2010年の純資産の総額は2009年より減少している＝純利益が減少しています。そして、ソフトウェアの制作代も上がっています。

もう一つは、謎の借金です。2009年まで固定負債という、返すまでの期間が長い借金が0だったのですが、2010年には2011年の財務に固定負債の額が出て、2011年に10倍近く急激に増えています。（2010年：2753万4千円、2011年:2億5187万4千円）何らかの形で借金を借りる必要性があったと考えられますが、一体なんのために借りたのか、一体どこが貸してくれたのか、まだ分かっていません。おそらくライブドアの関連企業の項目を調べれば分かるでしょうが・・・。

これは途中報告で、まだ財務の話には続きがあります。後々グラフも用いて、説明する予定です。

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コピペブログの元締めであるライブドアの財務について調べましたので、報告致します。私は簿記の資格を持っている人間ではなく、何か間違いを起こしている可能性がありますので、その辺りを踏まえながら読んでください。なお、株式会社ライブドアは株式会社データホテルと名前を変えています。

本来、未上場企業には財務を公表する義務がないため、財務の入手は非常に難しいと、前に述べましたが、どういうわけかライブドアは財務を2011年まで公表していました。

といっても、上場企業が行うような詳細な物ではなく、簡潔な資料です。ライブドアが公表しているのは貸借対照表という物で、企業が保有する資産、負債、純資産を一覧にした物です。これを読んでいきますと、ある事が分かりました。

まず、2009年の純資産の総額は2008年より上昇しています。（2009年: 26億7033万7千円、2008年:38億0371万8千円）これは2009年の純利益が黒字であったことを意味します。（総額11億3338万1千円の純利益）2009年はブロガーアライアンスを始めに、コピペブログによるステルスマーケティングで大々的な動きがあった時期です。

一方、2010年の純資産の総額は2009年より減少しています。（2010年:23億5944万3千円）この事に関しては、ライブドアが「資本金と資本準備金を減額させた」と説明していますが、一体何故減額させたのかは説明されていません。

純利益が赤字というのは基本的に企業に不利に働くのですが、実は赤字だと納税をしなくなるというメリットがあります。（そんな事をするために、わざわざ赤字にする企業は少ないでしょうが。前々からドワンゴは税金対策のため、ニコニコ超会議でわざと赤字を出していると噂されていますが・・・。）何らかの形で役人の目を欺くために、資本金を減額させた可能性があります。

また、妙な事に2010年のソフトウェア資産の総額が、2009年の時より2倍近くになっています。(2010年:4718万9千円,2009年:2628万5千円)これが何を意味するかというと、多額の費用を投じてソフトウェアを制作した、あるいは購入したことを意味します。ブロガーアライアンスなど、ライブドアブログ関連で何かソフトウェアを製作するか購入する必要があったのかもしれません。

とりあえず、今日はここまでで、さらに詳しいことが分かった場合、別途記事を作成いたします。また、間違いがあった場合、ブログのコメントやメールでご報告お願い致します。

参考文献

http://www.mezase-bokizeirishi.jp/kouza/boki3.html
http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/03/_1_580.html
http://bokikaikei.net/2011/06/post_758.html

ライブドアの貸借対照表のリンク

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